五月天の音楽が連れて来た物語の蓋を開ける。

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まだ私が香港で暮らしていた、2007年から2009年くらいにかけて書いた、五月天の曲をモチーフにしたストーリーが手元にあります。

私は2010年に香港から台北へ移り住み、色々なことがあって、この原稿は長いこと眠らせていました。
2020年の5月、新型コロナウイルスの諸々で、文字よりも電話やビデオ通話で離れた場所にいる友達と離す機会が増えました。
ある友達とおしゃべりをしている最中に
「五月天がオンラインライブをするよ」
と伝えると、一緒に香港で五月天のライブを観て、この原稿を読んでくれたことのある彼女から
「そういえば、あの話はどうなったの」
と尋ねられました。

翻訳会社に依頼して中文版まで用意したのに、結局何年も、ずっと仕舞いっぱなしだった。掘り起こしても誰の目にも触れないし、何の役にも立たないだろうと蓋をしておいた物語でした。

 

「物語が降りてくる」と書き手が感じる現象は実際にあるようで、私もあの頃、五月天の音楽に連れてこられた物語を書き留めていたと思います。
蓋を開いてみると、2020年だからこそ伝えたい言葉がいくつか埋まっていました。それは音楽に乗って、何度でも廻ってくるものでした。

 

全部で8章、曲によって、物語の年代や場所は異なりました。一曲だけ、ビートルズ。

 

「turntable」 INDEX

前奏:「恆星的恆心」 二〇〇四年 十一月 東の砂浜

第一章:「約翰‧藍儂」一九八〇年 十二月 東京

第二章:「終結孤單」二〇〇六年 五月 香港

第三章:「志明與春嬌」一九六四年 六月 淡水

第四章:「知足」 二〇〇七年 十月 台北

第五章:「寂寞星球」 二〇〇七年 十月 淡水海岸

第六章: 「 I want to hold your hand」二〇〇八年 五月 東京

第七章:「(未定)」二〇二〇年 五月 台北

第八章:「一千個世紀」 三〇〇七年 七月 NYC

 

 

五月天やビートルズの曲からインスピレーションを受けたし、ある人の外見や声をイメージしながら書いた部分もありますが、実在の人物や団体とは関係のないフィクションです。

香港で暮らしていた頃にはわからなかった矛盾点にも気が付いたので、少し修正しました。2020年だから、読み返し、手直しをする時間と気持ちを持つことができたのかもしれません。

 

 

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